マラソンで結果を出したいなら、きちんと休みなさい|ぼっちランナーズ【BRC】
コラム

マラソンで結果を出したいなら、きちんと休みなさい

上原 一真

こんにちは、上原です。

明日1/29(日)の20:00〜
「全クラス合同ライブ」を配信します↓

>>> マラソンで結果を出したいなら、きちんと休みなさい【全クラス合同ライブ #033 | 2023.1.29】

テーマは、

「マラソンで結果を出したいなら、きちんと休みなさい」

ということで、
“休養(リカバリー)の重要性”について、
改めて解説したいと思います。

マラソンの勉強をしていると、
「鍛えること=トレーニング」については、
語られることが多いと思うのですが、
「休むこと=リカバリー」については、
語られることが少ないのかなと思います。

しかし、実際のところ、
「休養(リカバリー)」というのは、
「鍛えること(トレーニング)」と
対をなすほどに重要です。

質の高いトレーニングをすれば、
絶対に休養が必要だし、
休養で身体を回復させるからこそ、
あなたの体力レベルは向上し、
より質の高いトレーニングができるのです。

つまり、
「トレーニング」と「休養(リカバリー)」は、
言ってしまえば、表裏一体であり、
お互いに切っても切り離せない関係なのです。

市民ランナーのよくある間違い

しかし、努力信仰主義に
過度に陥ったランナーは、

  • トレーニングすればするほど強くなる
  • 休むのは悪だ
  • 毎日追い込まなければ強くなれない
  • とにかく練習量を増やす
  • とにかく走行距離を増やす
  • とにかく速く走る
  • 毎日誰かと競争する
  • 毎週のようにレースを走って自分を追い込む

といったように、
“休むことを蔑ろにしてまで”
トレーニングを優先してしまいがちです。

その結果、怪我を繰り返したり、
オーバートレーニングに陥って
練習すればするほど結果が出なくなる。
なんて事態にハマってしまう人も
少なくありません。

実際に僕も学生時代は、
ランニングについての知識が
今ほどなかったので、
とにかく練習量を増やしたり、
毎週レースを走ったりしていました。

でも、それは
「ただ努力している気分」が
得られただけで、実際には、

  • 怪我の繰り返し
  • オーバートレーニング
  • 神経衰弱
  • 燃え尽き症候群

といった残念な結果になるばかりでした。

もちろん努力することは素晴らしいのですが、
その努力の方向性が間違っていたら本末転倒です。

では、

「努力が報われない」のはなぜか

というと、、、

  • トレーニング = 努力 = 善
  • 休養(リカバリー) = 非努力 = 悪

と捉えらている節があるから
じゃないのかなと思っています。

最初の話に戻りますが、
「トレーニング」と「休養(リカバリー)」は、
表裏一体。

両者が相互に補完しあって、
僕たちのパフォーマンスは向上していきます。

だから、どちらか一方を悪と決めつけて、
排斥してしまうのは言語道断です。

つまり、
「トレーニング」と「休養(リカバリー)」の
バランスをいかにとっていくか。
その調和を図ることが何よりも重要になってきます。

「休養(リカバリー)」の本質

ここまでの話を聞くと、

  • 休養?まあ、毎日身体のケアしてるから大丈夫だよ
  • 定期的に整骨院に通ってるからオッケー
  • 疲れたら休むようにしてるよー

という方もいるかもしれません。

しかし、身体のケアなんていうのは、
ただのアクション(行動)に過ぎず、
そりゃもちろんやるべきなのですが、
そこが本質ではありません。

整骨院に通っていても、
しっかり休養をとっていなければ、
結局怪我をします。

痛みが出る度に
整骨院に延々通い続けていても、
それはただの応急処置ですし、
根本的な解決には繋がりません。

「疲れてから休む」にしても、
それが長期視点でデザインされたものでなければ、
行き当たりばったりの域を出ません。

要するに、何が言いたいかというと
「休養(リカバリー)」の
本質的な意味を理解している人が
あまりにも少なすぎる
ということです。

これに関しては、僕もこれまで
十分に啓蒙しきれていなかった部分があるので、
この機会にしっかりと解説したいと思います。

「休養(リカバリー)」のメカニズムを理解し、
それを「トレーニング」と調和させることができれば、

「怪我なく、無理なく、パフォーマンスを向上させていく」

ことができます。

これを読んでいる方は、
毎日頑張ってトレーニングに
励んでいる人が多いと思います。

でも、
せっかく良いトレーニングをしているのに、
それが結果に現れなければ悲しいですよね。

なので、トレーニングの効果を
もっともっと最大化させるために、
「きちんと休みましょう」

ということで、
明日1/29(日)の20:00〜
ライブ配信をお見逃しなく。

>>> マラソンで結果を出したいなら、きちんと休みなさい【全クラス合同ライブ #033 | 2023.1.29】

編集後記

明日1/29(日)の午前中は、横浜にてBRCのオフライン練習会があるので、東京入りしていますが・・・東京は寒いですね。

奄美大島っていう南国出身&在住の僕からすると、東京というか本土の寒さはなかなかシンドイものがあります。

でも、寒いのは寒いでピリッとして良い感じ。
むしろマイナス4〜6℃の地域に住んでいたこともあるので、あの頃の感覚を少し思い出しました。
ずっと南国にいるとヌクヌクとたるんでしまうので、時々は寒風に晒された方がシャキッとして良い気がします。

・・・というわけで、明日の「オフライン練習会@横浜」も少し寒いかもしれませんが、寒さに負けず頑張っていきましょう!

参加される皆さんはどうぞよろしくお願いします^^

ABOUT ME
上原 一真
上原 一真
ランニングコーチ / ぼっちランナーズクラブ【BRC】代表
株式会社SmilesMiles 代表取締役 1992年生まれ、鹿児島県出身。 2005年、中学時代より走り始めランニング歴は17年以上。 1500m~5000mなどのトラック競技から100kmを超えるウルトラマラソン, トレイルランニング, 駅伝など幅広く嗜む。フルマラソンの自己ベストは、2時間34分16秒 (2021年)。 2015年から市民ランナー向けにランニングの指導を始め、サブ4~サブ2時間40分まで様々なレベルの市民ランナーの自己ベスト達成をサポートしてきた。 現在は、オンラインランニングクラブ【ぼっちランナーズ / BRC】を主宰。 「ひとりで頑張るランナーに、もっと強くなるきっかけを与え、自己重要感が高まるランニングを楽しんでもらう」をテーマとして指導に力を入れている。
記事URLをコピーしました