LSDとは?|3つの目的と「時間」を基準にする理由【ランニングの基本用語⑧】|ぼっちランナーズ【BRC】

LSDとは?|3つの目的と「時間」を基準にする理由【ランニングの基本用語⑧】

上原 一真

こんにちは。
ぼっちランナーズ【BRC】代表の上原です。

ランニングの基本用語、今回は「LSD」です。

(動画で見たい方はこちら)

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LSDとは

LSDは、ロング・スロー・ディスタンス(Long Slow Distance)の略です。

ロングは長く、スローはゆっくり、ディスタンスは距離。要するに、ゆっくり長く走る、ということです。

似たような言葉で、ロング・スロー・タイム(LST)という言葉もあります。こちらはタイムなので、時間ですね。

いずれにしても、ゆっくり長距離、あるいは長時間走る、という意味合いになります。

大事なのは「距離」より「時間」

ただ、運動生理学的に言うと、長時間走ることの方が重要です。距離は、あくまで結果的に現れる数字なんですよ。

なので、これくらいのペースで走ろう、というのをある程度決めて、そのペースで長時間走る。これがLSDのキーになるかなと思います。

LSDの目的

ゆっくり走るので、もちろんスピードは出しません。スピードを鍛える練習ではありません。

基礎スタミナを養成する

体を長く動かし続ける、長く走り続ける。そういった能力を鍛えていきます。

長時間の運動に耐えられる全身のタフさを養成する

どちらかというと、筋肉的なところですね。筋持久力と言われたりもします。

瞬発的な負荷ではなくて、長時間走り続けるような持続的な負荷。それに耐えられる筋力を養っていきます。

もうちょっと広い捉え方をすると、内臓のタフさを養成する、という意味合いも含まれています。

ちょっとマニアックかもしれませんが、走り続けると体はずっと振動しているので、その振動で内臓にも負荷がかかっています。逆に言えば、負荷を与えるわけなので、内臓も強くなっていくんですね。

内臓も筋肉も、ともにタフになっていく。耐久力が付いていく。そういったイメージでいいかなと思います。

毛細血管の発達を促し、酸素運搬能力を高める

毛細血管は、手先も足先も、腕も胸も、全身に通っています。

毛細血管が発達するということは、血の巡りが良くなるということです。血流が良くなると全身に酸素が行き渡り、酸素が行き渡るということは、運動をし続けることができる。

この能力は、マラソンや長距離ランニングに本当に直結する力ですよね。

酸素を運搬する力を高めるのにLSDは最適なので、ぜひLSDを取り入れていただくのがいいかなと思います。

LSDの練習例

  • 距離を基準にする場合:20〜30kmのLSD
  • 時間を基準にする場合:120〜180分のLSD(LST)

僕はどちらかというと、時間を基準にする方をオススメしています。

時間を基準にするのをオススメする理由

人によって、走るペースは違うじゃないですか。

同じ30kmでも、3時間で走り切ってしまう人もいれば、もっと時間がかかる人もいます。つまり、人によって運動の負荷が変わってくるわけです。

走力レベルの違う人同士で負荷を一定にしたい場合は、やっぱり時間を基準にするのがいいんじゃないかなと思います。

繰り返しになりますが、運動生理学的に言うと時間の方が重要なんですね。どのペースで、どれくらい長く走ったか。なので、時間でいいかなと思います。

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それでは。

ぼっちランナーズ【BRC】
代表 上原一真

上原 一真
上原 一真
ランニングコーチ / ぼっちランナーズクラブ【BRC】代表
Profile
株式会社SmilesMiles 代表取締役
1992年生まれ、鹿児島県出身。

2005年、中学時代より走り始めランニング歴は20年以上。ランニング指導歴は10年以上。

1500m~5000mなどのトラック競技から100kmを超えるウルトラマラソン, トレイルランニング, 駅伝など幅広く嗜む。
フルマラソンの自己ベストは、2時間34分16秒 (2021年)。

2015年から市民ランナー向けにランニングの指導を始め、サブ4~サブ2時間35分まで様々なレベルの市民ランナーの自己ベスト達成をサポートしてきた。

現在は、オンラインランニングクラブ【ぼっちランナーズ / BRC】を主宰。
「ひとりで頑張るランナーに、もっと強くなるきっかけを与え、自己重要感が高まるランニングを楽しんでもらう」をテーマとして指導に力を入れている。
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