「ランニング歴10年」と「ランニング歴3年」の決定的な差
お疲れ様です、上原です。
先日の「全クラス合同ライブ」にて、
こんな話をしました。
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「ランニング歴10年」と「ランニング歴3年」の決定的な差
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※本題は19:51〜
※音声だけでも内容は理解できます。
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これ、最近すごく思うところなんですが、
「経験値が貯まらないと分からないこと」
ってやっぱりあるよな、と。
僕はかれこれ
ランニング歴が18年くらいになりますが、
それに比例してトレーニングの勉強も
たくさんしてきました。
そんな、
そこそこ長いランニング人生の中で
僕が常々思っているのが、
「勉強に終わりはない」ということ。
勉強なんて、やればやるほど
「自分がいかに無知であるか」
ということに気付く。
そして、
「世界には自分の知らないことが
無限に広がっている」
ということも
痛いほどに思い知らされる。
そんなものです。
もし、
「私はランニングの全てを
知り尽くしている」
「私は世界の全てを
知り尽くしている」
という人がいたら、
その人は大抵勉強不足です。
あるいは、かなり視野が狭く、
自分の視点だけでしか
物事を研究できていない。
全ての物事は、
視点を変えたら全く見え方が変わるし、
いわゆる「正解」なんてものも
見方次第でいくらでも変わります。
日本の常識は、海外の非常識。
昨日の常識は、今日の非常識。
あなたの常識は、私の非常識。
そんなことは実際、
当たり前に起こるわけです。
だから、
ただ闇雲に知識を増やすのではなく、
いろんな「視点」を持つことが大事。
例えば「時代」という視点でいえば、
トレーニング理論なんてものも
時代によって様々に変わってきました。
今では信じられませんが、
部活時の水分補給が制限されていた
時代もありましたね。
また、ランニング界の常識は、
これまで何度も何度も覆されてきました。
生理学者ですら
「人類には不可能」と主張していた
「1マイル(1600m)走で4分切り」は、
1954年、ロジャー・バニスターが
人類で初めて実現してみせました。
人間はマラソンで
2時間を切ることができないと
言われていた時代もあったけれど、
ご存知の通り、2019年に
エリウド・キプチョゲ選手が
非公認記録ではあるものの
1時間59分40秒で
2時間切りを達成しました。
日本人には100m10秒は切れない、
と信じられていた時代もあったけれど、
2017年に桐生祥秀選手が
日本人初の100m9秒台を出して以降、
その他の日本人選手も
続々と9秒台を出してきました。
このように、
僕たちが信じている世界は、
いつ何時ひっくり返されるか分かりません。
いや、なんなら同じ時代であっても
いろんな人がいろんな主張をしていますよね。
Aさんが言っていることと
Bさんが言っていることが、
全く矛盾している。
一体、どれが本当なんだ?
誰を信じればいいんだ?
・・・と、あなたも
そんな風に混乱してしまったことが
一度や二度はあるのではないでしょうか。
もしあったとしても、
それは何ら不思議なことではありません。
なぜなら、人間は皆、
バイアスがかかった世界を
生きているからです。
つまり、
Aさんにとっての正義(正解)もあれば、
Bさんにとっての正義(正解)もある。
だから、
両者の主張が決して交わらず、
平行線を辿るしかない、
なんてことはごく当たり前に起こる。
世界に絶対唯一の正解はない。
ということを理解せずに、
それぞれがそれぞれの正義を主張するから
世界では争いが絶えない、
と僕は思っているわけですが。
まあ、これもバイアスかもしれません。笑
・・・と、
やたら話が壮大になってしまいましたが、
要するに、
「世の中には、キリがないほど
勉強することがある」
ということです。
で、もっと大事なのが、
「じゃあ、
その溢れんばかりの情報の渦中で、
何をどのように勉強すれば良いの?」
ということではないでしょうか。
その答えというか、
鍵となるのは、、、、
「引き算する力」だと思います。
そして、この「引き算する力」こそが
「ランニング歴10年の人」と、
「ランニング歴3年の人」の
大きな違いなのではないか、
と僕は思います。
別に、
僕がランニング歴が長いからと言って、
ランニング歴が浅い人に対して
マウントをとりたいわけではありませんが、
この視点は持っておいて損はしないはずです。
音声だけでも理解できるので、
お時間ある時に聞いてみてください。
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「ランニング歴10年」と「ランニング歴3年」の決定的な差
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※本題は19:51〜
※音声だけでも内容は理解できます。
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それでは本日はこの辺で。
ありがとうございました。