ウインドスプリント(WS)とは?|4つの目的と練習例【ランニングの基本用語⑨】
こんにちは。
ぼっちランナーズ【BRC】代表の上原です。
ランニングの基本用語、今回は「ウインドスプリント」です。
(動画で見たい方はこちら)
(動画で見たい方はこちら)
ウインドスプリント(WS)とは
ウインドスプリントは、短めの距離を数本、全力の7〜8割くらいのスピードで流して走る練習です。WSと略して書くこともあります。
陸上競技の経験がある人は、ウインドスプリントのことを「流し」と言ったりしますね。流して走るから、流し。
スピードを追い求めてガンガン走る、という感じではないんですよ。全力で走るわけでもないし、ペースを設定してそこを狙っていく、という感じでもない。
その時の体調に応じて、動きを確認しながら。割と柔軟な捉え方で走る練習です。
ウインドスプリントの目的
ウインドスプリントは、どちらかというと調整練習に分類されるかなと思っています。体を強化するような練習ではないですね。
ランニングフォームを整える
丁寧な動きで走って、ランニングフォームを確認します。
この動きいいなあ。今日はちょっと動きが悪いな。脚の回転が遅いな。ストライドが伸びないな。そういった動きの確認をしながら取り組む。
どこが改善できるかを考えながら走ったり、ランニングフォームに意識を置いて走ってみたりします。
軽めのスピード刺激を心肺機能や筋肉に与える
全力の7〜8割、そこそこスピードを上げるので、スピード的な刺激が心肺機能や筋肉に入ります。
ジョグでゆっくり走るだけで終わってしまうと、スピード刺激はどうしても足りなくなります。
ジョグの後にウインドスプリントを追加して、最後にスピード刺激を与えて締めてあげる。スピード的な動きで最後を終える、というのが結構大事です。スピード的な動きを忘れない。心肺的にも、速いスピードで走った時の刺激を覚えてくれます。
ポイント練習前の準備運動
ウォーミングアップの回でもお伝えしましたが、ウォーミングアップでウインドスプリントを入れるのも非常に有効です。
例えば、1000m×5本という練習メニューがあったとします。
ウォーミングアップの段階でウインドスプリントを入れて、速い動きの刺激を与えておく。そうすると、走り始めから動きが良く、スピードが出てくれます。
ウインドスプリントをしないと、心拍数がいきなり上がって、1本目がめちゃくちゃきつく感じます。ウインドスプリントでスピード刺激を与えておけば、1本目が楽になります。
ゆっくり走って小さくなった動きを大きくする
ジョグやLSDでゆっくり走っていると、動きがどうしても小さくなってしまうんですよね。スピード刺激を与えていないと、体がスピード的な動きを忘れてしまいます。
ずっとゆっくり走ってたなあ、となったら、折に触れてウインドスプリントを取り入れてあげる。そうすると、体がスピード的な刺激を思い出してくれます。スピード的な動きがすぐに再現できて、心肺的にもスピード的な刺激に慣れてくれます。
ウインドスプリントは、調整練習として本当に万能なトレーニングかなと思っています。これで何か体力が向上するわけではないんですけど、ちょっとスピード的な刺激が足りないな、という時に入れると非常に効果的です。
ウインドスプリントの練習例
- 70〜100m程度を7〜8割の力で×5本
- 100〜150m程度×4本
- 200m程度×3本
- 400〜500m程度×1本
バリエーションはありますが、お好みでどうぞ、という感じです。調整練習なので、決まりきったやり方があるわけではありません。
今日はちょっと短い刺激を与えたいなという時は100m×5本でもいいですし、少し長めのスピード刺激を与えたい時は400〜500m×1本でもいい。その時の状況や感覚、目的によって使い分けるといいんじゃないかなと思います。
どれが正しい、というわけではありません。体の調整をしてあげる。体にちょっと足りていないところに、スピード刺激を与えてあげる。そういうイメージで考えると、どれが今の自分に合っているかがわかるかなと思います。
ランナー診断のご案内
BRCでは、ランナー診断というものを用意しています。
あなたの現状、目標、タイプに応じて、自分に合ったトレーニングメニューが見つかるヒントになると思うので、暇つぶしがてら、ぜひやってみてください。
▼ ランナー診断(無料)はこちらから▼

それでは。
ぼっちランナーズ【BRC】
代表 上原一真
