人間の意志を信用するな。神はルーティンに宿る。【マラソン攻略のマインドセット④】

おはようございます。
BRC代表の上原です。

本日も

Transformation
〜自己変革90日間メール講座〜

をお送りします。

【#86日目】のコンテンツはこちら。
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■ マインドセット④ 人間の意志を信用するな。神はルーティンに宿る。
(再生時間 : 3分13秒)

連日お届けしている
『８個のマインドセット』。

本日お送りするのは、
マインドセットの４つ目。

人間の意志を信用するな。
神はルーティンに宿る。

です。

これは、
5STEP SUCCESS RULE
「トレーニングプラン立案編」
のところでもお話しした

「1週間のルーティンを作る」

とも重なる部分がありますね。

やはり人間っていうのは、
大概「怠け者」ですから、
「サボる」ことが
デフォルトくらいに
考えておいた方が良いです。

言い換えれば、

自分が「怠け者」であることを
受け入れてしまえ。

ってことです。

走る直前になって、

「今日は走るの
　面倒くさいな〜」

「休んじゃおっかな〜」

といった甘い考えが
頭をよぎってしまうのは
当然のこと。

だから、
そういった誘惑の心を抱く自分を
いちいち責めないで下さい。

そんなのは、
誰しもが思うことなんです。

・・・・・

でも、
だからと言って僕は

「あなたも好きなだけ
　サボって良いですよ〜」

と言いたいわけではありません。

そりゃもちろん、
そんな態度で成果が出るほど
マラソンは甘くないですね。

残念ながら。

そこで、
僕がおすすめするのが

「ルーティンを作る」

ということ。

つまり、
人間の意志を介さずとも
「やる習慣」を作って下さい、
ということです。

ここで大事なのは、
「人間の意志を介さない」
ということ。

モチベーションのところでも
お話ししましたが、
「やる気」とか「気合い」とか
って長続きしないんですよ。

「人間の感情」ほど
気まぐれで、
当てにならないものは
ありません。

そんなものに頼っていては、
継続的なトレーニングなんて
できるはずがありません。

そういう意味を込めて、

「人間の意志を信用するな」

と言っているんですね。

日本屈指の
経営コンサルタントである
大前研一氏は言いました。

======================

人間が変わる方法は三つしかない。

一つは時間配分を変える、二番目は住む場所を変える、三番目は付き合う人を変える。この三つの要素でしか人間は変らない。もっとも無意味なのは「決意を新たにする」ことだ。

大前研一（著）『時間とムダの科学』プレジデント社（2005）

======================

こんな言葉もあるくらい
「人間の決意」っていうのは
頼りないものなんです。

人間はいとも簡単に、
易きに流れます。
サボります。

もはやそういう生き物であると
言っても良いくらいに。

これはもう
仕方のないことだから、
諦めましょう。

自分が「怠け者」であることを
受け入れるんです。

そして、その上で、、、

「時間配分を変える」
「住む場所を変える」
「付き合う人を変える」

こういう自分を取り巻く
環境ごと変えてしまえ、と。

そういうメッセージですね。

そして、この中でも特に
「時間配分を変える」
というのが、
たった今からでもできること
だと思います。

つまり、
ランニングで達成したい
目標があるならば、
「ランニングのための時間」を
毎日しっかり確保する。

これすなわち、
「ルーティンを作る」
ということ。

この
「日々のルーティンの積み重ね」
が、あなたを偉大な目標へ
連れて行ってくれるんです。

※ここで言う「ルーティン」は、「同じ作業の繰り返し」というよりは、「習慣」という少し広い意味で使っています。

・・・で、
ここまでは猿でも分かる
単純な話なんですが、
「よし、ルーティンをこなそう！」
と、心の中で思うだけでは、
多分うまくいきません。

では、
どうすれば良いのかというと、、、

「スケジューリング」

をきちんとして下さい。

具体的な
トレーニングのスケジュールを
立てて下さい。

このスケジュールの立て方は、
「トレーニングプラン立案編」
で解説した通りです。

自分が達成したい目標と
自分の現状とのギャップを知り、
そのギャップを埋めるための
スケジュールを立てる。

「いつまでに
　どんな目標を達成したいのか」

そこから逆算して、
どんどん具体に落としていけば、

・今日やること
・明日やること
・明後日やること

が見えてくるはずです。

それを「予定」として
あなたのカレンダーに
書き込んでください。

「できたら良いな」という
「願望」として
書き込むのではありませんよ。

「この日にこれをやる」という
「予定」として
書き込んでください。

それがスケジューリングです。

このスケジューリングにおいては、
「TrainingPeaks」など
便利なトレーニング管理ツールも
たくさんあるので、
自分の使いやすいものを
使うと良いでしょう。

とにかく、
あなたの目標達成につながる
ToDo(やるべきこと)を具体化し、
それをあなたの生活に組み込むんです。 

そして、
そのToDo(やるべきこと)を
淡々とこなす。

それをルーティン(習慣)にする。

これがちゃんとできれば、
あなたも
「やる気」とか「気合い」とか
に頼らなくてすみます。

「人間の一時の感情」のような
曖昧なものに頼らなくとも、
日々淡々と目の前のタスクをこなし、
目標に向かって
前進することができるはずです。

ちなみに僕は、
こういうランニングの
発信活動をしているので、

「上原さんは継続力がありますね」

とか

「それだけ練習を継続できるのは、
　きっと精神力が強いんですね」

とかよく言われますが、
全くもってそんなことはありません。

僕も今回話しているように
「ルーティンを作っている」
だけなんです。

それがなかったら、
僕だって元来の怠け者ですから、
すぐにサボりますよ。

僕は自分の
「意志力」とか「精神力」とかは、
信用していません。

だから、
事前にスケジューリングを
しておくんです。

「やると決める」

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「やると決まっているからやる」

ただそれだけ。 

そして、
それを実行するには

「1日のスケジュールの中に
　何よりも優先して
　ランニングのための時間を入れる」

こと。

これを言うと極端かもしれませんが、

「何を差し置いてでも
　毎日◯時間は
　ランニングのための時間に充てる」

くらいの気持ちが大切。

「余った時間に走る」
・・・じゃないんです。

「走る時間を除いた時間が余る」
んです。

本当に達成したい目標があるなら、
これくらいのマインドを持って下さい。

仮にあなたが
「1日1時間」を
ランニングのための時間に
充てるとしたら、
あなたの1日の可処分時間は
残り「23時間」です。

なので、
あなたはこれから
「1日24時間」ではなく、
「1日23時間」のつもりで
生きなければいけません。

仕事や家事やプライベートの予定は、
残りの23時間で済ませて下さい。

そういう生活習慣を
確立することができれば、

「1日1時間の
　ランニングのための時間」

が確実に積み重なっていき、
最終的にはその努力が
大きな実を結ぶでしょう。

・・・・・

はい。

今回もだいぶマッチョな話に
なってしまいましたが、、、笑

もちろん、
今回の話は“ゼロヒャク”で
受け止める必要はない
と思います。

それこそ、
あなたにとってランニングが
人生単位でどれくらい
優先するべきものなのか、という
「あなた自身の生き方」にも
関わってきますからね。

そこはあなた自身で
よく考えて決めて下さい。

・・・でも。

もしあなたに

「絶対にこの目標を
　成し遂げたい！」

という気持ちがあるならば。

強い覚悟があるならば。

まずは一度「極論」で
考えてみることが大事。

自分が達成したい目標を
達成するには、
どれだけの練習時間が必要なのか？

どんな練習を、
どれくらい、どのタイミングで
やる必要があるのか？

まずは一旦それらを
すべて洗い出してみる。

現実の延長ではなく、
理想からの逆算で考えてみる。

その後で、
現実的な側面と
照らし合わせながら
スケジューリングしていけば
良いわけですが、、、

多分ね。

冷静に考えたら、
1日1日でやるべきことって
実はそんなに多くないんですよ。

それこそ「1日(平均)1時間」を
ランニングのための時間として
割けるのであれば、
マラソンでサブ4〜サブ3達成は
十分射程範囲内です。

このメール講座を読んでいる人は、
その道筋が見えているわけですから、
あとはそれを実践・継続するための
習慣をどのように作っていくか
っていうだけの問題です。

で、ここからは
ちょっと宣伝なんですが。

その「実践と継続」を
サポートするためのコミュニティが
『BRC』なんですね。

「やるべきことは
　なんとなく分かっていても、
　明確な成長のイメージを持って
　トレーニングに励むことができない」

「目標達成に向けて、
　自分の現実を推し進める
　環境に身を置きたい」

という人のために
BRCの「スタンダードクラス」では、
個別の練習メニューを考えたり、
毎週トレーニングの
フィードバックを行ったり、
毎月の個別コンサルティングを
行ったり、
毎月のオフライン練習会を
開催したりしています。

このように、
“環境”を変えることも
自分の現実を変える一つの方法です。
(大前研一氏も言っているように)

ということで、
BRCの「スタンダードクラス」。

今は募集を止めているんですが、
近々、再募集を考えています。

なので、
興味のある方はぜひ
入会を検討していただくと良いかな
と思います。 

・・・はい、以上宣伝でした。

それでは、
本日も動画をしっかり視聴して、
成功のマインドセットを
吸収していって下さい。

それでは。

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■ マインドセット④ 人間の意志を信用するな。神はルーティンに宿る。
(再生時間 : 3分13秒)

では、今日はこの辺で。

ありがとうございました。

ぼっちランナーズ【BRC】
代表 上原一真

上原 一真

ランニングコーチ / ぼっちランナーズクラブ【BRC】代表

Profile

株式会社SmilesMiles 代表取締役
1992年生まれ、鹿児島県出身。

2005年、中学時代より走り始めランニング歴は20年以上。ランニング指導歴は10年以上。

1500m~5000mなどのトラック競技から100kmを超えるウルトラマラソン, トレイルランニング, 駅伝など幅広く嗜む。
フルマラソンの自己ベストは、2時間34分16秒 (2021年)。

2015年から市民ランナー向けにランニングの指導を始め、サブ4~サブ2時間35分まで様々なレベルの市民ランナーの自己ベスト達成をサポートしてきた。

現在は、オンラインランニングクラブ【ぼっちランナーズ / BRC】を主宰。
「ひとりで頑張るランナーに、もっと強くなるきっかけを与え、自己重要感が高まるランニングを楽しんでもらう」をテーマとして指導に力を入れている。

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