成長を楽しめ。楽しむものが最後は勝つ。【マラソン攻略のマインドセット⑧】|ぼっちランナーズ【BRC】

成長を楽しめ。楽しむものが最後は勝つ。【マラソン攻略のマインドセット⑧】

上原 一真

おはようございます。
BRC代表の上原です。

本日も

Transformation
〜自己変革90日間メール講座〜

をお送りします。

【#90日目】のコンテンツはこちら。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓

■ マインドセット⑧ 成長を楽しめ。楽しむ者が最後は勝つ。
(再生時間 : 6分31秒)

連日お届けしている
『8個のマインドセット』。

今回で
いよいよ8個目。

最後のマインドセット
となりました。

本日のメッセージは、

成長を楽しめ。
楽しむ者が最後は勝つ。

です。

このマインドセットの
シリーズでは、
結構厳しいことも
たくさん話してきましたが、
最後はもっと根本的な部分で

「楽しむ気持ちが大事なんだ」

という話をしたいと思います。

マラソンやランニングで
何かしらの目標を掲げ、
それを達成するために頑張ろう
と思うと、
やっぱりどうしても
大変なことや辛いこととは
向き合うことになると思います。

厳しいトレーニング、
どんな時でも継続すること、
タイムマネジメント、
たゆまぬ自己管理、
甘い自分との戦い、
うまくいかない時でも
諦めずにやり抜くこと、、、

あなたの目標達成までの
道中に待ち構えている
これらの数々の試練は、
決して簡単に
越えていけるものばかり
ではありません。

むしろ、
多くのランナーが
これらの試練に敗れ、
挫折してしまいます。

そして、

「ああ、
 自分にはやっぱり
 サブ3なんて無理なんだ」

「ああ、
 所詮私にサブ3.5なんて
 無相応な目標なんだわ」

「ああ、
 結局サブ4なんて
 才能ある人にしか
 達成できないんだ・・・」

と結論づけてしまう方も
多いです。

まあ、もちろん
「そんなことはない」
というのは、
このメール講座を
読んでいるあなたなら
ご理解いただけると思いますが。

しかし、今回は
人々が挫折してしまう原因。

それを引き起こす
考え方はどういったものか。

ということについて
考えてみたいと思います。

ズバリ答えを言いますと、
多くの人が挫折してしまう原因は、

「過度な結果至上主義」

に陥ってしまうことです。

例えば、

「サブ3ができなかったら
 意味がない」

とか

「サブ3.5をできない
 自分には価値がない」

とか

「サブ4できなかったから
 これまでの努力は無駄だった」

とか・・・

サブ3、サブ3.5、サブ3などの
「結果」だけを
追い求めすぎているんです。

そして、
それを達成できなかった自分には
全く価値がないとか、
それまで積み上げてきた
自分の努力を肯定できないとか、
そのような“ゼロヒャク”で
考えてしまうんです。

確かに
「結果にコミットする」
という姿勢は、
目標達成を目指す者として、
決して間違ってはいません。

むしろそれが
目標達成の推進力になることは
間違いないでしょう。

ただ、

「過程(プロセス)」なんて、
どうでもいい。

「結果」が全てだよ。
「結果」が。

みたいな考え方は
あまりにも偏狭です。

このような
極端な「結果至上主義」は、
一時的な集中力は
得られるかもしれませんが、
長い目で見ると
自分自身の首を絞めてしまいます。

なぜなら、
長いランニング人生、
自分の思い通りにいかないことも
たくさんあるからです。

実際に僕の周りにも
この「結果至上主義」に陥って、
本当に毎日苦しみながら
走っている人をよく見かけます。

サブ3を達成したいという
気持ちは強いものの、
現実がそれについてこず、
ものすごいフラストレーションを
抱えているのです。

その結果、
練習量を極端に増やしたり
やたら速いペースで走りまくって
しまうのですが、
そういう努力が全て
空回りしてしまう。

このアプローチが
トレーニング的に見て
間違っているというのは、
これまでのメールを読んでいる
あなたなら理解できる
と思いますが、
今回はそこが本題では
ありませんので割愛します。

要は、
こういったタイプの人は
「結果を出さなきゃ」と
焦ってしまって
冷静な判断ができない状態に
なっているんですよね。

これは特に男性の方に
多く見られる傾向です。

しかしながら、
「結果」ばかり見ていては、
「過程(プロセス)」を
楽しめなくなってしまうし、

「過程(プロセス)」を
楽しめなければ、
毎日のトレーニングが
苦痛そのものに
なってしまうわけです。

そして、最悪の場合、
「走ること」
そのものが嫌いになり、
走ることをやめてしまう。。。

まあ、
かくいう僕も、
昔は「過程(プロセス)」を
楽しむことができなくて、
走ることが
本当に苦痛だった時期があります。

これは
「僕(上原)の暗黒時代」
といっても良いでしょう。

当時(学生時代)の僕は、

「自己ベストの更新」とか
「ライバルに打ち勝つ」とか
「選抜の大会に出る」とか

とにかく
タイム・順位・成績・・・

「結果」ばかり求めて、
ひたすら走っていました。

むしろ、

「過程(プロセス)」なんて
どうでもいい。

「結果」にこだわって
なんぼでしょ。

というくらいに
思っていました。

でも、
そういう
「結果偏重」の姿勢って
長続きしないんですよね。

自分の気持ちを押し殺して、
目に見える数字ばかりを
ひたすら追いかける。

目の前の現実よりも
理想ばかり追い求める。

それがいつの間にか
現実から乖離していることに
気づかない。

理想と現実の
ギャップに苦しむ。

苦しみながらも
そのギャップを埋めようと
無理なトレーニングを続ける。

そして、怪我をする。

そして、
オーバートレーニングに陥る。

現実と理想の
ギャップがまた大きくなる。

何も自分の思い通りにいかない。

自分の力を
信じられなくなる。

自信喪失。

挫折。

走ることが嫌いになる。

そして、リタイア。

走ることをやめる。

以上、試合終了。

・・・・・

そんな暗黒時代が
僕にもありました。

「走ることが大嫌いになった」

暗黒時代が。

でも、
暗黒時代と言っても、
これは誰にでも起こりうる
話だと思います。

「結果」ばかり
見てしまうことで、
「過程(プロセス)」を
楽しめなくなる。

次第に走り続けることが
苦しくなり、
自分の努力の意味も
見出せなくなり、
激しい無力感に襲われる。

・・・・・

こういうパターンって
結構多いんです。

特に真面目なランナーほど。

でも、

好きで始めたはずのランニング。

楽しくて始めたはずのランニング。

それが、
このような形で
走ることが嫌いになってしまうのは、
とても悲しいことだと
僕は思うんですね。

余計なお世話かもしれませんが。

僕自身の
過去の経験も踏まえて、
そう思うんです。

で、
走ることが
嫌いになってしまったら、
そりゃ良い結果も出ませんし、
何より日々のトレーニングが
苦痛でしかなくなってしまいます。

やっぱりそれは
健全な状態とは
言えないんじゃないかと
僕は思うわけです。

じゃあ、

「どうすれば過程(プロセス)を
 楽しめるのか?」

という話だと思うのですが。

それに対する僕の回答は、

「成長を楽しめ」

これに尽きます。

「日々自分が成長していること」

この進歩を楽しむということ。

だって、

「自分は、日々前進している」

それで良いじゃないですか。

その“実感”を得ること。

そこに“喜び”を感じることが
大事なんですよ。

サブ3とかサブ3.5とかサブ4
なんてものは、
ただの数字でしかありません。

そんなものは、
「自分の日々の成長」の
延長線上にあるだけ。

逆に言えば、
「自分の日々の成長」なくして、
サブ3、サブ3.5、サブ4は
達成できません。

一歩一歩の前進を
大事にできない人は、
結局大きな結果を
得られないんです。

これはある意味
皮肉ですよね。

「結果」ばかり見ている人ほど
「結果」を得られない。

という。。。

そうではなく、

「結果」を見据えつつも
目の前の一つ一つの
「過程(プロセス)」を
大事にすること。

こういう
「結果」も「過程(プロセス)」も
どちらも大事にできる人が
結果的に大きな成果を
実らせることができるんです。

「結果」と「過程(プロセス)」は、
コインの裏表のような関係。

ちゃんと両方とも意識して
片手落ちにならないように
気をつけましょう。

自分の「日々の成長」を楽しみ、
自分が「前進していること」
喜びを感じられること。

そして、
その連鎖が偉大な成果につながり、
何物にも変え難い
達成感を味わえること。

これこそが
ランニングの醍醐味だと
僕は思います。

・・・・・

はい。

というわけで、
本日の動画。

成長を楽しめ。
楽しむ者が最後は勝つ。

これが
最後のマインドセット であり、
『Transformation』
90日間のメール講座を
締めくくる最後の講義となります。

ぜひ最後までご視聴ください。

それではまた。

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

■ マインドセット⑧ 成長を楽しめ。楽しむ者が最後は勝つ。
(再生時間 : 6分31秒)

では、今日はこの辺で。

ありがとうございました。

ぼっちランナーズ【BRC】
代表 上原一真

上原 一真
上原 一真
ランニングコーチ / ぼっちランナーズクラブ【BRC】代表
Profile
株式会社SmilesMiles 代表取締役
1992年生まれ、鹿児島県出身。

2005年、中学時代より走り始めランニング歴は20年以上。ランニング指導歴は10年以上。

1500m~5000mなどのトラック競技から100kmを超えるウルトラマラソン, トレイルランニング, 駅伝など幅広く嗜む。
フルマラソンの自己ベストは、2時間34分16秒 (2021年)。

2015年から市民ランナー向けにランニングの指導を始め、サブ4~サブ2時間35分まで様々なレベルの市民ランナーの自己ベスト達成をサポートしてきた。

現在は、オンラインランニングクラブ【ぼっちランナーズ / BRC】を主宰。
「ひとりで頑張るランナーに、もっと強くなるきっかけを与え、自己重要感が高まるランニングを楽しんでもらう」をテーマとして指導に力を入れている。
プロフィールを読む
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