自分トレーニング、再開[トレーニング記録 : 2023/1/2-1/8]

こんにちは。
上原です。
今週分の
トレーニング記録(Training Log)を
公開します。
はじめに
自分トレーニング、再開
新年。2023年。
キリの良いタイミングで、
僕自身の
「自分トレーニング」を
再開しました。
というのも、2022年は
なかなか仕事が落ち着かず、
「自分のためのトレーニング」が
積めていなかったのです。
週に1~2回走れれば良い程度で、
全く走らない週もザラにありました。
そんな生活を
半年以上続けていたわけなので、
当然体力は底辺まで落ちましたね。笑
まあ、2022年は、
コーチング・指導の仕事はもちろん、
他の仕事も膨大でして。
昨年はそれらの仕事に集中すると
自分で決断していたので、
致し方なかったと思っています。
もしかすると言い訳っぽく
聞こえるかもしれませんが、
これって「忙しかった」とは
また違っていて。
僕も一応経営者の端くれとして
ビジネスをしています。
で、自分でビジネスを営んでいると、
自分の意思次第で
どこまでも忙しくできるし、
逆に暇にしようと思えば、
いくらでも暇にできちゃうんですよね。
(まあ暇にしたら痛い目を見るのは自分なんですが)
だから、どちらかといえば
2022年のトレーニング中断は、
「忙しくて出来なかった」
という感じではなく。
自分が走ることよりも、
他の仕事に集中しようと、
「自分で決めた」感覚なんです。
「市民ランナー」の崇高さ
残念ながら僕は、
才能に満ち溢れた
ランナーではありませんし、
学生時代の競技成績も
てんで大したことはありません。
なので、
実業団ランナーだとか、
プロランナーだとか、
そういった
「自分が走ることでお金をもらう」
ような立場で
走ったことはありません。
自分としては、あくまで
ずっと「市民ランナー」として
走ってきたつもりです。
フルタイムで仕事をしながら
走る時間を捻出して練習したり。
通学・通勤時や移動時には、
リュックを背負って走ったり。
朝早起きして、
眠たい目を擦りながら走ったり。
仕事後の疲れた体に鞭打って、
夜中に走り出したり。
レースのエントリー費や
ランニンググッズの新調など、
毎月たくさんの出費をしたり。
・・・そんなこんなしながら
走り続けているわけですが、
きっとこれを読んでいる
あなたも同じですよね。
でも、冷静に考えて、
これって凄いことだと思うんです。
多くの現実的な制約がある中で
膨大な時間やエネルギーを注いで、
ランニングに没頭している。
市民ランナーの
その純粋な在り方に、
僕は一種の崇高さを感じます。
ところが、
実業団ランナーの中には、
「走ることが嫌い」
という人も結構いますからね。
それはそれで
ある種のプロ意識なのかな、
とは思いますが、
僕はそういう生き方をしようとは
思いません。
自分の「好き」に
正直に生きたいと思います。
結局のところ、
「優先度」の問題
とはいえ、
我々「市民ランナー」は、
走ること以外にも
いろいろな事情があるわけです。
とりわけ仕事や家庭は
大きなものだと思いますし、
その時の状況によっては、
自分の興味の向く先が変わる
なんてこともありますよね。
人生単位での
「優先度」は移ろいゆくもの。
その時の「優先度」によっては、
走ることに打ち込む時期が
あっても良いだろうし、
逆にランニングから遠ざかる時期が
あっても良いと思うんです。
だって
「好きで走っている」
だけなんですから。
それくらい柔軟に考えた方が
結果的に、
永くランニングを楽しめます。
大事なことは、
やるもやらないも全て
「自分で決める」ことです。
ランニングから離れてみて・・・
話は戻りますが、
2022年の僕は、
自分が走るランニングからは、
遠ざかっていました。
「自分が走ること」よりも
「他の人が走ることをサポートすること」
の方が優先度が高かったからです。
いや。
「自分のために走ること」よりも
「サポートした誰かが喜ぶ姿」の方が
僕にとっては幸福だと気付いたからです。
そして、
自分が走るランニングから
離れていた期間に、
僕が常に考えていたことは、、、
「人生のためのランニング」か
「ランニングのための人生」か
という問いです。
ランニングに没頭していると、
見失いがちな視点ですが、
ランニングって結局、
「人生の一部」なんですよね。
「ランニング = 人生」
という極端な考え方も、
確かに美しくはありますが、
それではあまりに思考が
不自由ではないかと思うわけです。
「結果」や「義務感」に
囚われながら走り続けて、
しまいには走ることが
嫌いになってしまった人を
僕はたくさん見てきましたし、
僕自身も大学時代に
同じ経験をしました。
その時にも一度ランニングから
離れる時期があったのですが、
やっぱり
「ランニングがない人生」
というのは空虚なんですよね。
ランニングは
人生の一部でしかないけれど、
僕にとっては
「欠かせない一部」なんだと
その時に強く感じました。
一旦離れてみるからこそ
その物事の良さに気付くとは、
よく言われますが、
本当にその通りですね。
ランニングが持つ力
そして、現在の僕は
「ランニングコーチ」という
立場から、ランニングを
見つめ直しています。
BRCメンバーをはじめ、
多くの人がランニングを通じて
人生を豊かにしていきました。
やはり「ランニング」には
人の人生を鮮やかに彩る力がある。
ここ数年で、
改めてそう確信しましたし、
もっと多くの人に
その実感を得てほしいと思って
活動してきました。
BRCのミッションは、
「自己重要感が高まるランニング」を
楽しんでもらうこと。
それが「幸福」に繋がると
信じているからです。
BRCの規模はまだまだ小さいですが、
少しずつ着実に、その「幸福」を
社会に増幅させていきたいと思います。
「誰かのために走る」は、本当か?
僕のアイデンティティは、
「市民ランナー」にあるので、
「自分が走ることでお金をもらう」
という感覚が、
僕にはよく分かりません。
それと同様に、
「誰かのために走る」
みたいな感覚もよく分かりません。
どこまでいってもランニングは、
「自己満足のスポーツ」だと
僕は思っていますから、
今回の「自分トレーニング再開」に
関しても、
誰かに勇気を与えるためだとか、
そんな気恥ずかしいことを
言うつもりはありません。
そういうドラマチックな役割は、
いわゆる「プロランナー」と
言われる人たちが
担ってくれるでしょう。
僕は、ランニングコーチなので、
「あなたの現実世界を
良い方向に導くこと」
が仕事です。
リアルなトレーニングを
参考にしてください
では、
「なぜ、自分のトレーニングを再開するのか」
という話になるわけですが、
これはもうシンプルに、
「あなたのトレーニングの
参考にしてください」
というだけです。
半年以上もまともに走っていない
僕の身体は見事に衰えてしまいました。
僕は天才ではありませんから、
練習しなければ、体力は
ものの見事に落ちてしまうんです。
その他一般の人々と同じように。
しかし、その結果、
図らずも「僕自身」が
良いサンプルになるのではないか
と思いました。
ほとんど「ゼロ」の状態から
僕がどのように体力を戻していくか。
そしてさらに、
どのように過去の自分を超えて
記録を伸ばしていくか。
その「リアル」を
お見せしたいと思います。
ちなみに、
僕はプロランナーではないので、
練習内容を隠す必要はありません。
(注 : 駅伝練習の一部を除く)
上手くいった時も、
上手くいかなかった時も、
参考資料として
記録を公開していく所存です。
教科書だけでは
分からないことがある
これを読んでいる方はきっと
BRCの会員サイトに収録している
『解体新書』や
『5STEP SUCCESS RULE』などで
マラソン・ランニングの原理原則は
ある程度学んでいるかと思います。
しかし、実際の現場では
「教科書通りにいかないこと」
なんて山ほどあります。
個々人によって、
性別、年齢、ライフスタイルも違えば、
練習環境も違います。
僕みたいに
そこそこ競技歴が長い人
(今年で歴18年)と、
全くのランニング初心者では、
トレーニングのアプローチも
変わってきます。
だから、
僕のトレーニングをそのまま
真似すれば良いのかと言えば、
そんなことは全くないのですが、
少なくとも一つの事例として
参考にはなるはずです。
これはBRCスタンダードクラスで
常々言っていることですが、
他人の事例から学べない限り
大きな成長は見込めません。
他人の事例から要素を抜き取り、
原理原則と照らし合わせながら、
自分の事例に組み込む。
難しい言葉を使えば、
「抽象と具体の往復」とも
言い換えられますが、
これが習慣になれば、
加速度的に成長できますよ。
・・・というわけで、
前置きが長くなりすぎましたが、
これからの
「上原のトレーニング記録」。
あくまで「記録」なので、
常にメッセージ性があるものとは
限りませんが、
「ドキュメンタリー」
として楽しみながら、
参考にしていただければ幸いです。
1週間のトレーニング記録
– Weekly Training Log –
日付 | 曜日 | 時間帯 | 練習内容 | 練習結果 | 走行距離 |
---|---|---|---|---|---|
1/2 | 月 | AM | OFF | – | 0 km |
Mon. | PM | 6K Jog + 5×WS + 6K Jog on hill | 1h24m | 13 km | |
1/3 | 火 | AM | OFF | – | 0 km |
Tue. | PM | 6K Jog + 5×WS + 6K Jog on hill | 1h25m | 13 km | |
1/4 | 水 | AM | OFF | – | 0 km |
Wed. | PM | 6K Jog + 5×WS + 6K Jog on hill | 1h35m | 13 km | |
1/5 | 木 | AM | OFF | – | 0 km |
Thu. | PM | 16K Jog on hill&trail | 1h50m | 16 km | |
1/6 | 金 | AM | OFF | – | 0 km |
Fri. | PM | OFF | – | 0 km | |
1/7 | 土 | AM | OFF | – | 0 km |
Sat. | PM | 4.5K Jog + 5×WS + 2.5K Jog on hill | 53m | 8 km | |
1/8 | 日 | AM | OFF | – | 0 km |
Sun. | PM | 26K LSD on hill&trail | 2h50m | 26 km | |
週合計 | 89 km |
月 Mon.
AM
OFF
PM
■ 6K Jog + 5×WS + 6K Jog on hill
[Distance]13km
[Duration]1h24m
火 Tue.
AM
OFF
PM
■ Strength : 3set × 上半身A
■ 6K Jog + 5×WS + 6K Jog on hill
[Distance]13km
[Duration]1h25m
水 Wed.
AM
OFF
PM
■ Strength : 3set × 体幹A
■ 6K Jog + 5×WS + 6K Jog on hill
[Distance]13km
[Duration]1h35m
木 Thu.
AM
OFF
PM
■ Strength : 1set × 下半身A
■ 16K Jog on hill&trail
[Distance]16km
[Duration]1h50m
金 Fri.
AM
OFF
PM
OFF
土 Sat.
AM
OFF
PM
■ Strength : 3set × 体幹A
■ 4.5K Jog + 5×WS + 2.5K Jog on hill
[Distance]8km
[Duration]53m
日 Sun.
AM
OFF
PM
■ 26K LSD on hill&trail
[Distance]26km
[Duration]2h50m
1週間の振り返り
週間走行距離
1/2-1/8 : 89 km
- 1/2-1/8 : 89 km
手応えを感じた点、良かった点
今週からトレーニング再開。
最初は「基礎スタミナ養成」から地盤を整えていくというセオリー通りに練習できた。
また、起伏のあるコースを積極的に走ることで、スピードよりも脚筋力養成を重視してじっくりとトレーニングに取り組めた。
週間走行距離が一気に増えたので、当然疲労感は大きかったが、自分の許容範囲を見極めて都度柔軟に練習量を調整できたのは良かった。
改善点、今後の課題
日曜のLSD(トレイル含む)では、17kmくらいから足取りが重くなり、腰が潰れる走りになってしまった(ところどころ歩いた)。
有酸素運動を長時間行うという目的は果たせたが、ゆっくりペースであっても2時間近く走り続けるあたりで脚が動かなくなる事が分かったので、今後はこの快適に走り続けられるライン(走行ペース×走行時間)を確実に引き上げていくことに重点を置く。
一気に練習量が増えているので、いつ故障をしてもおかしくないということを忘れずに慎重にトレーニングに取り組む。
総合評価
6 /10段階中
今後の予定
– Schedule –
- 1/15(日) 駅伝
お知らせ
– Information –
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