指導者と環境を活用せよ。自律心と意固地は違う。【マラソン攻略のマインドセット⑥】

おはようございます。
BRC代表の上原です。

本日も

Transformation
〜自己変革90日間メール講座〜

をお送りします。

【#88日目】のコンテンツはこちら。
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■ マインドセット⑥ 指導者と環境を活用せよ。自律心と意固地は違う。
(再生時間 : 3分43秒)

「ここ最近の
　上原さんのメール、
　めっちゃ厳しいですね」

と言われました。

・・・まあ、確かに。笑

ただ「マインドセット」
ということなので、
どうしても辛口のメッセージに
なってしまう部分があるんですよ。

でも、
それもこれも全部

「大事なことだから
　強く言っている」

わけなので、
その辺はどうかご容赦ください。

というわけで、本題。

本日のメッセージは、

指導者と環境を活用せよ。
自律心と意固地は違う。

です。

はい。

今回のテーマも
めちゃくちゃ大事ですね。

ランニングだろうが、
マラソンだろうが、
他のスポーツだろうが、
ビジネスだろうが、
資格の勉強だろうが、
なんだろうが。

あらゆる自己研鑽において、

「どんな人が最も早く、そして
　最も大きく成長できるか？」

って言うと、やっぱり

「素直な人」

なんですよね。

これはもう、
あらゆる分野で、
太古の昔から
言われ続けていることです。

そして、僕自身
長年多くの市民ランナーを
指導させていただいてきた中で、
「全くその通りだな」
と思います。

まだ素人に過ぎない自分自身の
「謎のこだわり」や
「自己流のやり方」を捨てて、
まずは
指導者やコーチの言うことを
素直に実践すること。

こういった当たり前のことを
忠実にできる人が、
確実に成果を出していくんですよね。

もちろん
トレーニング理論とかの知識を
自分で勉強することは大事なんですが、
完全に独学で勉強していては、
「自分勝手なバイアス」が
かかった状態で
物事を捉えてしまいます。

・・・で、
それに気付かずに
自己流で突っ走ってしまうと
やっぱり上手くいかないんですね。

だって、
それは間違った方向性で
練習しちゃっているから。

これでは、
せっかくの努力が報われません。

ただ、これは
誰しもが犯してしまう
可能性があることなんです。

なぜなら、
人間は皆、すべからく、
それぞれのバイアスがかかった
世界を生きているからですね。

僕も含めて。

例えば、
AさんとBさんが
“全く同じ情報”を
受け取ったとしても、
それぞれが
“全く違うような認識”で
その情報を受け取っている、
なんてことはザラに起こります。

こんなのは日常茶飯事。

で、
こういった誤解を防ぐためには、
「継続的なコミュニケーション」
をとり続けることが
僕は重要だと思っていて。

「一度情報を伝えたから、
　はい、終了」

というわけにはいかないだろう、
と僕は思うのです。

そうではなくて、
「指導者・コーチ」と
「指導を受ける人」との間に
生じる認識のズレを
日々埋めていくこと。

これが超超超大事。

だから僕は、当クラブ
「BRC(ぼっちランナーズクラブ)」
において、

いつでもアドバイスを求められる
指導者・コーチがいる環境

を揃えているわけです。

BRCの
「スタンダードクラス」の
メンバーは、

・毎週トレーニングの
　フィードバックを受ける機会

がありますし、

・毎月個別コンサルティング
　を受ける機会

がありますし、

・毎月ランニングフォーム解析
　を受ける機会

がありますし、

・個別の練習メニューを
　話し合う機会

などなど
たーくさんの機会があります。

これらの機会を通じて、
あなたとコーチとの間で
認識を合わせることができます。

そうすることで、
あなたとコーチが足並み揃えて、
同じ目標に向かって
進んでいくことができるのです。

ここまで来たら
後はとにかく早いですよ。
成果が出ないわけがありません。

・・・だ、か、ら！

BRC「スタンダードクラス」
のメンバーは、この環境を
どんどん活用したらいいじゃん、
って話ですね。

実際にこういった環境を
十分に活用しているメンバーは、
見る見る内に成長して、
大きな成果を
上げていっていますから。

まあ、
この辺はまだあなたが
「スタンダードクラス」に
入っていなければ、
ピンとこないかもしれませんが・・・

いずれにしろ。

自分をもっともっと
成長させていきたいなら、
「自分の外」にも
意識を向ける必要がある
ってことです。

これが本日の
マインドセットにおける
重要ポイント。

今までの自分の殻を破って
成長したいのであれば、

「自分自身を変える覚悟」

を持たなければいけません。

まさにこのメール講座の
テーマでもある

『Transformation (自己変革)』

ですね。

もっとハッキリ言ってしまえば、

「自分を信用するな」

ってこと。

まだ大した成果も出していない
「自分のこだわり」
なんて当てにしてはいけません。

いや、
それで成功できるんだったら
別に良いんですが、
あなたが今このメールを
読んでいるということは、

「もっと自分を成長させたい」

「現状にまだ満足していない」

「自分を躍進させるヒントを得たい」

という想いが少なからず
あるのだと思います。
 

だったら、まずは

「自分の謎のこだわり」

「今までの自分のやり方」

とかは一旦忘れて、
素直に指導者やコーチの
言うことを聞くべきです。

で、こう言うと

「自分で考えることも
　大事じゃないか」

と反論するかもしれませんが、、、

はい。
確かにそれは大事です。

でも、

「自分で考えること」

と

「指導者やコーチからの
　アドバイスを素直に
　聞き入れること」

は、全然両立するんですよ。

「自分で考えることが
　大事なんだ〜」

とかなんとか言って、

「自分のこだわりを捨てない」

そして、

「指導者やコーチの
　言うことを聞かずに
　自己流で突き進む」

っていうのは絶対に違う。

なぜなら、
指導者やコーチには、
あなたには見えていない
世界が見えているから。

自分でこんなことを言うのは、
アレなんですが、、、

やっぱり
指導者やコーチっていうのは、
見てきたサンプルの数が
普通の人とは
圧倒的に違うんですよ。

自分が上手くいったケース、
自分が上手くいかなかったケース、
だけじゃなく、
老若男女あらゆるランナーの
成功パターンと失敗パターンを
膨大に見てきているんです。

だから、
歴2〜3年程度の市民ランナーが
思いつくことなんて、
指導者やコーチは
とっくの昔に試しているし、
それが成功するか失敗するかも
数々の統計データから
大体分かります。

だったら、あなたは
その指導者やコーチの意見は
ちゃんと聞くべきじゃないですか？

また、
少し上手くいったからと言って
目の前の指導者とは別の流派を
いたずらに混ぜようとする人も
多いのですが。

指導者やコーチは、
何十年もかけて
国内外の様々な情報を集めて
勉強しているわけですから、
その人が試そうとしている
別のやり方っていうのも
ちゃんと知ってるんですよね。

で、そんなことは
全部知っている上でなお、

「“あなた”にとって
　最適な解決策はこれです」

と、提案しているわけです。

それは、
いくらでも無責任に語れる
ネット上の情報発信者の
一般論としてではありません。

“あなた”個人をよく見た上での
個別のアドバイスなのです。

だったら、あなたは
その指導者やコーチの意見は
ちゃんと聞くべきじゃないですか？

それとも、あなたは

「自分の方が、
　指導者やコーチよりも
　正しい判断をできる」

と思いますか？

・・・・・

その確信があるんだったら
僕は別に構いませんが、、、

もしそうなのであれば、
後は「自己責任で」
頑張ってください。

あくまで僕は僕なりに

「あなたが
　最も確実に成果が
　出せるであろうやり方」

を一生懸命提案しますが、
そこから先は強制できません。

やるかやらないかは、
あなた次第。

でも、当たり前ですが、
僕の言う通りに
やってもらえないのであれば、
それで成果が出なくても
僕には責任が負えません。

そこはしっかり
理解してもらいたいな、と。

・・・・・

で、僕が
こういった話をする時は、

「自分では一切考えるな」

「指導者の言いなりになれ」

ということが
言いたいわけではありません。

繰り返しになりますが、

「自分で考えること」

と

「指導者やコーチからの
　アドバイスを素直に
　聞き入れること」

は両立するんです。

大事なのは、
“自分で考えた上で”、
指導者・コーチからの
フィードバックをもらうこと。

BRCの理論を学んで、
自分なりに考えて実践し、
その結果を僕に報告する。

もしそれが完璧だったら、
僕は

「良い感じです。
　そのまま行きましょう」

と言いますし、
もし間違った方向に進んでいたり、
状況の変化などがあったりしたら、

「ちょっと
　方向修正しましょうか」

という話になる。

要するに、
この日々の方向性の
擦り合わせが大事なんですよね。

特に、あなたは
「あなたが考えていること」と
「指導者(コーチ)が考えていること」の
ズレに着目しないといけません。

なぜなら、
この“認識のズレ”こそが
あなたと指導者(コーチ)の
差だからです。

自分と指導者(コーチ)とでは、
見えている世界が違う。

まずはそこに
気付かないといけません。

そして、
その“認識のズレ”を
埋めていくことが
あなたの成長に繋がるんです。

逆に言えば、
その“認識のズレ”を
埋めようとしない人は
成長できません。

指導者(コーチ)から

・自分に都合の悪いことを
　言われた時

・自分が理解できないことを
　言われた時

・自分が納得できないことを
　言われた時

そんな時でも
一旦自分のこだわりを捨てて、
指導者(コーチ)のアドバイスを
受け入れる度量があるかどうか
という問題です。

ここで
自分の今までと同じ判断基準で
“意固地”になったり、
ヘソを曲げて
指導者(コーチ)の言うことを
聞かなくなったりする人は、
そこで成長が止まります。

だって、それでは結局
自分の従来の判断の枠組みから
抜け出せていない
わけですからですね。

あなたと指導者(コーチ)との間で、
考え方が違うのは当たり前です。

お互い積んできた経験が
全く違うわけですから、
両者の考え方が
全く同じなんてことは
あり得ません。

でも、
その「考え方の違い」を
認識して、
擦り合わせていく努力は必要。

そのためには、
あなた自身も自分の頭で
考えないといけません。

「自分には何が足りないのか」

「もっと成長するためには、
　何をどう変えていけば良いのか」

と。

そして、その
あなたなりの仮説や検証結果を
指導者(コーチ)にぶつけて
“答え合わせ”をするのです。

これが正しいやり方。

例えば、当クラブBRCの
「スタンダードクラス」では、

毎週、
「トレーニングのフィードバック」
が行われているわけですから、
そこで“答え合わせ”を
していけば良いんです。

で、そこで
自分が間違っていたとしても、
それは決して
悪いことではありません。

みんな誰しもが
最初は初心者ですから、
間違いを犯すのは当然。

でも、
間違いを犯したとしても、
そこから改善をしていけばいいだけ。

自分の間違いに気付き、
改善を重ね続けることが
成長に繋がるのです。

でも、一番ダメなのは
“意固地”になって、
指導者(コーチ)の言うことを
聞かなくなること。

「今までの自分のやり方」とか
「現在の自分の能力」とか
を過信して周りのアドバイスを
聞き入れないこと。
 

「未来の自分の可能性」を
信じることは大事ですが、
それとこれとは全く別の話です。

自分を成長させたいならば、
常に「自分の外から学ぶ姿勢」を
持ち続ける必要があります。

実際のところ、

自分のことしか見れない人は、
成長できません。

自分自身を変えられない人は、
成長できません。

だから、
まずは自分の器を大きくして、
オープンマインドを持つこと。

自分の謎のこだわりを捨てて
指導者(コーチ)の言うことを
素直に聞き入れること。

これが自己成長のためには、
絶対必要。

自分の器が大きくなれば、
吸収できるものも
圧倒的に増えますから。

まあ、僕のことが
信じられないというのであれば、
それはもう全然
僕のもとから
去ってもらって結構です。

僕はしつこく
後を追ったりはしませんから。

でも僕は、
僕のことを信じて
付いてきてくれる人は
“絶対に”見捨てません。

ちゃんとその人が
成果を出すまで
全力で伴走し続けます。

だから、BRCの
「スタンダードクラス」の
メンバーは、
僕を使い倒すつもりで、
どんどん活用してください。

僕もそのつもりで
「スタンダードクラス」には、
あらゆるサポート体制を
整えていますから。

・・・・・

はい、というわけで。

今回は、

一旦自分を捨てて、
「自分の外にある成長のチャンス」
を一つ一つ掴み取ろう

という話でした。

今回の動画も
最後までしっかり試聴して、
今一度自分の学びの姿勢を
見直してみてください。

それでは。

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■ マインドセット⑥ 指導者と環境を活用せよ。自律心と意固地は違う。
(再生時間 : 3分43秒)

では、今日はこの辺で。

ありがとうございました。

ぼっちランナーズ【BRC】
代表 上原一真

上原 一真

ランニングコーチ / ぼっちランナーズクラブ【BRC】代表

Profile

株式会社SmilesMiles 代表取締役
1992年生まれ、鹿児島県出身。

2005年、中学時代より走り始めランニング歴は20年以上。ランニング指導歴は10年以上。

1500m~5000mなどのトラック競技から100kmを超えるウルトラマラソン, トレイルランニング, 駅伝など幅広く嗜む。
フルマラソンの自己ベストは、2時間34分16秒 (2021年)。

2015年から市民ランナー向けにランニングの指導を始め、サブ4~サブ2時間35分まで様々なレベルの市民ランナーの自己ベスト達成をサポートしてきた。

現在は、オンラインランニングクラブ【ぼっちランナーズ / BRC】を主宰。
「ひとりで頑張るランナーに、もっと強くなるきっかけを与え、自己重要感が高まるランニングを楽しんでもらう」をテーマとして指導に力を入れている。

プロフィールを読む

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